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【Google広告の時間帯(スケジュール)設定】について設定方法や注意点を解説!

2021年8月20日リスティング広告

Google広告の時間帯(スケジュール)設定について

Google広告の時間帯(スケジュール)設定とは?

広告のスケジュール設定は、どの曜日の、どの時間帯に、どれくらい配信を強化・抑制するかを自由に設定できる便利な機能です。Google広告の初期設定では、キャンペーンのスケジュール設定は「終日」になっており、1日を通して広告を配信する設定になっていますが、今回はその活用方法と設定方法、注意点までお伝えします。

時間帯(スケジュール)設定の活用方法

時間帯(スケジュール設定)を行うことで以下の調整が可能になります。

①指定した曜日や時間帯のみに広告を表示する

②指定した時間・曜日の入札を調整する

①指定した曜日や時間帯のみに広告を表示する

広告配信のデータは時間帯別にフィルターをかけることができます。

例えば、「企業向けのマネジメントセミナー」を扱う会社の場合、平日の日中の問い合わせが多いと考えられます。逆に土曜日や日曜日の問い合わせは平日と比較すると少ないでしょうし、toCユーザーの検索比率が高まることから平日と比較してCPAが上昇することが想定されます。

さらに、顧客の営業時間外に問い合わせがきても対応できないため機会損失になってしまうという可能性もありますよね。

この場合、広告を常に出し続けることは顧客、広告運用代理業者にとってもマイナスです。

「スケジュール設定」機能を使うことでその時間帯の配信を停止し、無駄な費用を節約できます。問い合わせが少ない日程の広告を停止することで、全体の費用対効果を改善することができるでしょう。

②指定した時間・曜日の入札を調整できる

指定した時間や曜日の配信を強めたり、逆に弱めたりすることも可能です。

コンバージョンに繋がりやすい時間帯やタイムセール等の時間限定イベントを行う際は、その時間帯の入札単価を上げ、それ以外は入札単価を下げることで効果的に配信量を調節することができます。

また、コンバージョンに繋がりにくい時間帯の費用を抑えられるので、費用対効果を向上を狙えます。

Google広告の時間帯(スケジュール)の設定方法

Google広告では以下の方法で広告の時間帯(スケジュール)を設定します。

指定した曜日や時間帯のみに広告を表示する

①管理画面の[広告のスケジュール]をクリック

[広告のスケジュールを編集]または[鉛筆マーク]をクリック

③キャンペーンを選択し、編集画面で曜日と時間を設定

[保存]をクリック

※1日に設定できるスケジュールは6個までです。

 

指定した時間・曜日の入札を調整する

① 管理画面の[広告のスケジュール]をクリック

②設定した配信時間の欄にご希望の入札調整比率を入力

[保存]で完了

 

Google広告の時間帯(スケジュール)設定の注意点

便利な時間帯(スケジュール)設定ですが、以下3つの注意点があります。

ラストクリックの認識不足

Google広告のコンバージョン計測は基本的に「ラストクリック(=一番最後のクリック)」で計測されます。そのため、以下の場合はコンバージョンが計測されません。

 

①リスティング広告もしくはバナー広告をクリック。クリックのみでお問合せなし。

②数日後に思い出し、検索して自然検索の結果からあなたの製品について購入もしくはお問合せ

 

つまり、①の段階で商品を知るきっかけにはなったものの、コンバージョンが計測されないので1クリック0コンバージョン(評価されないクリック)になってしまいます。

成果が出ないからといって安易に配信を止めてしまうと、コンバージョンを獲得できるかもしれない機会を逃すことになってしまいます。

 

データが少ないうちに設定を変更してしまう

時間帯でデータを分解すると、1時間あたりのクリックおよびコンバージョンのサンプルが少なくなります。サンプルが少ないと時間帯による良し悪しを判断することが難しく、偶然その期間が悪かっただけで、本当は良い時間帯を取りこぼしてしまう可能性があります。

特に少額予算の場合、少なくとも運用開始直後1~2か月は時間帯の設定を変えず、データが溜まるまで様子を見ることをおすすめします。

 

配信時間の設定ミス

スケジュール設定は「配信する時間」を指定します。ですので指定が漏れていると指定した時間以外は配信がされなくなってしまいます。

例えば、「時間帯別レポートを確認すると土日の0時~9時までのCVRが悪かった。土日は9時~0時までの配信にしたい」という場合、

こちらの設定だと土日の9:00~00:00の間の配信は行われますが、平日の配信はされなくなってしまいます。

以下が正しい設定例となります。

土曜と日曜の時間帯だけを指定するのではなく、必ず他の曜日の時間帯も設定しなくてはいけませんので、ご注意ください。

 

まとめ

時間帯(スケジュール)設定は広告の成果を大きく伸ばせる可能性があります。一方で、時間帯設定で入札を安易に設定しまったり、設定を誤ってしまうと機会損失につながってしまうので運用には注意が必要です。

状況や顧客の動きに合わせて、どうしたら成果を上げることができるかを考え、活用していきましょう。

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